最近の分析機器を用いた成形品の表面近傍の構造解析
発表・投稿年月:2021年3月
ポリプロピレン(PP)は、無極性の高分子であり、塗装や接着など成形品を二次加工することが難しい。コロナ放電処理などの酸化処理をする場合には、濡れ試薬などで簡便に表面状態を区別できる。しかし、成形品の表面そのものの塗装密着性を判断することは現在でも困難である。分析機器の進歩により、成形品の表面構造の僅かな違いを測定することが一般のラボでも可能となってきたので、報告する。
発表会、掲載誌
成形加工
発表先、出版社名
プラスチック成形加工学会
発表者、執筆者
自動車材研究所
小林 豊