ポリプロピレンコンパウンドの材料設計の再考

発表・投稿年月:2018年11月

データサイエンスが注目されている。材料使用者が、目的に合致した材料をAI使って自ら設計したいと考えている。しかし、高分子材料の公知情報から高精度で物性を推算すること、逆解析で材料設計することは単純ではない。企業内データは、目的と素原料は固定していて汎用性がない。同時に、事案毎に関連がなく孤島のように離れていることが、総合運用の障害になっていると言われている。そこで、小規模な企業内データの単純な例として、1985年から検討を始めた物性推算システムを用いて、課題と可能性を考察する。

発表会、掲載誌

成形加工シンポジア’18

発表先、出版社名

一般社団法人 プラスチック成形加工学会

発表者、執筆者

自動車材研究所
小林 豊

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