樹脂発泡材のタルクとスキン層の影響について
発表・投稿年月:2015年5月
自動車の暖房(もしくは冷房)は成形体としての内装部品への蓄熱(もしくは排熱)による熱損失が車の燃費低下の一因となっている。そこで内装部品の樹脂量を低減し内部にガスを含有した発泡品は有効であると考えられるが、発泡品は衝撃性が低いという問題も持っている。本報ではポリプロピレン樹脂の射出発泡成形体における曲げ・引張・シャルピー衝撃等機械物性および傷付き性に及ぼす影響を、タルク量や発泡成形体のソリッドスキン層厚さの影響について検討した結果を報告する。
発表会、掲載誌
自動車技術会 2015年 春季大会
発表先、出版社名
公益社団法人 自動車技術会
発表者、執筆者
トヨタ自動車(株)
鳥居 信志
名倉 博幸
近藤 徹
自動車材研究所
河村 達次