ポリプロピレンの特性と応用
発表・投稿年月:2009年6月
ポリプロピレンの特性を生菓子のプリン容器を事例として解説した。耐熱性が必要な焼きプリン容器には、結晶性が高いPP が使われる。透明感が求められる一般のプリン容器には、結晶化を抑えるために微量のエチレンを共重合したPP が使われる。アイスクリーム容器のように氷点下で使われる場合、高衝撃PP が使われている。耐衝撃性は、PP の製造装置内でゴム成分を複合化することにより付与されている。
発表会、掲載誌
化学と教育 vol.57 2009,NO.6
発表先、出版社名
日本化学会
発表者、執筆者
小林豊