ポリプロピレンの製造法

発表・投稿年月:2009年5月

ポリプロピレンとポリエチレンの基本構造を比較すると水素原子が一つメチル基に変わっただけである。ところがメチル基により鏡像関係にある異性体が生じて、規則正しく構造を制御してポリプロピレンを製造しなければならない。初期のチグラー・ナッタ触媒では、副生成物を溶媒懸濁重合法で取り除く必要があった。現在、塊状重合、気相重合により、高度に規則性の制御されたポリプロピレンが製造されている。

発表会、掲載誌

化学と教育 vol.57 2009,NO.5

発表先、出版社名

日本化学会

発表者、執筆者

小林豊

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