ポリプロピレン系樹脂 ポリエチレン系樹脂

発表・投稿年月:2008年3月

自動車用途のポリプロピレン系樹脂(PP)は、重合により製造されたままのニートPPと、ニートPPに、ゴム、フィラー、添加剤などを複合化したコンパウンド材に分類される。日本では、乗用車一台に平均50kg、商用車一台には平均20kgのPPが使われていると推定される。2005年全世界のPP生産量約4000万トンの中で、自動車用途の比率は5%強である。一方、材料性能から分類すると、バンパー・インパネ向けの高性能コンパウンド材、エアクリーナーケース用途などの汎用コンパウンド材、一般用途のニートPPが、それぞれ1/3の割合である。

発表会、掲載誌

自動車樹脂材料の高機能化技術集 第2章 第1節、第2節

発表先、出版社名

技術情報協会

発表者、執筆者

小林豊、平野幸喜

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