Introduction of New HDPE"High-Flow PE 100 grade"
発表・投稿年月:2007年12月
PEパイプは50年後の破壊強度予測により、PE80.PE100などのカテゴリーに分類され、この値が大きいほど、高性能であり、パイプ肉厚を薄くする事ができる。しかしながら、パイプ継手も射出成形により生産される為、本来 高MFR銘柄であるべき射出成形においてMFR 0.03程度の低MFR銘柄がそのまま射出成形に用いられ、著しく生産性を低下させていた。そこでメタロセン触媒を用いてMFR 0.3程度の高MFRの高生産性PE100銘柄を開発し、パイプ継手に使用したところ、生産性の著しい改善と、物性の改善(特にウエルド強度)が達成され、さらには光沢に優れる良外観の継手成形品を得る事に成功した。
発表会、掲載誌
Plastic Pipe Fittings and Joints
発表先、出版社名
Applied Market Information Ltd.
発表者、執筆者
岩政健司