樹脂製品CAEにて絶対値が議論できるか

発表・投稿年月:2006年9月

近年樹脂製品CAEにおいて絶対値予測のニーズが高まっている。射出CAEについては圧力センサーによる実測結果と各種CAEソフトとの精度検証結果を報告する。ソフトにより相当大きな差異があること、あるいは粘度、PVT、伝熱係数等の設定値がいかに精度に影響するかについて実例を元に解説する。結論としては当面しばらくは相対比較にならざるおえないと判断できる。構造CAEについてはソフト間の精度差異は小さいが、効率化のためには2次要素の活用が重要。ただし樹脂製品特有の誤差からするとやはり相対比較に頼らざるをえない。

発表会、掲載誌

プラスチックス 2006年10月号

発表先、出版社名

工業調査会

発表者、執筆者

米川太

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