A New Method for Producing High Melt Strength Polypropylene with a Reactive Extrusion

発表・投稿年月:2005年12月

過剰のポリプロピレン(PP)の存在下、3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)を無水マレイン酸変性ポリプロピレン(PP-g-MA)と押出機で接触させるという簡単な方法で、ゲル量が極めて少なく、溶融張力の高いPPを得ることができた。本ブレンド物:PP/PP-g-MA/APTESの溶融張力は市販のPP樹脂をはるかに凌ぐレベルであった。ポリマーの詳細な分析より、PP-g-MAとAPTESの反応(イミド化反応)と引き続き起こる縮合反応により長鎖分岐ポリプロピレン(LCB-PP)生成し、このLCB-PPの形成により溶融張力が向上することが明確になった。

発表会、掲載誌

Macromolecular Materials and Engineering
Volume 290 Issue 12, 1227-1234(2005)

発表先、出版社名

John Wiley & Sons, Inc.

発表者、執筆者

大西陸夫、津乗良一、杉田泰久

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